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ダブルステッチ*

たまには針仕事のコトも・・・^^

ニットのTシャツやズボンなどの裾を補正するときのワンポイントアドバイス♪

「アドバイス」な~んて偉そうだけど・・・^m^

既製服はいわゆるカバーステッチで処理されています。

表から見ると2本ステッチ、裏から見るとロックミシンの様な処理。

カバーステッチの機械を持っていない方、だけど元と同じように仕上げたい!

と思われる方へちょっとした裏技です♪

補正部分をカットしたら(縫い代分を忘れずに!)、ロックミシンで端処理。

アイロンで縫い代分をキレイに折って、そして出来上がりでしつけをする(私はしません^m^)。

さてここから*

ニットってね、普通に縫ったらガタガタしちゃうんです(汗)

特に脇の縫い代の重なりのところなんか。

ダブルステッチ*_c0116312_10472347.jpg
そこで、適度な厚さの厚紙を用意!

私は市販のアップリケを購入した時のパッケージの

厚紙を使ってます。

(写真の厚紙、白く光っちゃった。。。)

これをステッチする縫い代の際において、厚紙を縫わ

ないようにギリギリを縫い代との様子を見ながら

ぐるっと一周縫います。

まずは一本目完成*

次に2本目。
ダブルステッチ*_c0116312_1054650.jpg
2本目は表を見て縫います。

画像のように1本目のステッチに押さえの左端を

合わせて、押さえを目安に縫うのですが、押さえ

の幅は家庭用ミシンと職業用ミシンとでは幅が

違うので(私は職業用ミシンです)、家庭用ミシン

の方は何か目印となるものを決めたほうがいい

ですね(押さえにしるしをつけるなど)。

この時、縫うときに私の場合、1本目のステッチと押さえ左端しか見てません。

車を運転するときに手前を見るな、まっすぐ前を見て運転しなさい!と習いませんでしたか?

それと同じかも・・・。

縫う所ばかりではなく、合わせている1本目と押さえの端をずれないように合わせながら。

後はいかに慎重に集中してステッチをかけられるか・・・です♪

今回は厚紙がポイントでした*

厚紙は縫製のとき結構役に立つので、取っておくと便利です^^

ダブルステッチ*_c0116312_11183626.jpg


先学だけでは習えなかった裏技?をたくさん身につけられて、縫製の仕事やってて良かったな~って

本当に思います♥

まだまだ勉強不足だし腕も未熟だし・・・でも大好きな事を勉強することは楽しい*


※追記:ステッチの幅は、私は押さえの幅でしています。
by srowsrow | 2009-06-27 11:18 | shop